災害時、ペットとどう避難する……?

災害をガラス越しに眺めていたに過ぎなかったのではないかーー。

9月のはじめ、千葉県を襲った台風。9日間もの停電での想いを綴った漫画が反響を呼んでいます。

遡ること9月9日。台風15号が千葉県を直撃しました。

5匹のペットを飼っている主人公。防災会議を開きます。

普段から、災害対策はバッチリでした。

そして、停電。サイレンがひっきりなしに鳴っていました。

当たり前だった電気のことを考えて眠れなかった、といいます。

停電2日目、都内に住む姉から電話が。

姉の家で、充電やお風呂など、できないことをすべて行いました。

5日が経つと、携帯もだんだん繋がるように。

そして、9日目に通電。水も出るようになりました。

Twitter: @suga23_5cm

漫画全編を見たい方はこちら

この漫画を描いたスガ(@suga23_5cm)さんはBuzzFeed Newsの取材に、台風をこう振り返ります。

時事通信

「我が家が経験したことについて、私自身忘れないうちに描き残し、他者にわかりやすく伝えることで、見知らぬ誰かの未来の防災対策の一助になればと思い今回のレポの執筆に至りました」

日常というものの貴重さや人の温かさ、ペットと共に生きる飼い主としての思いや、いざという時の備えの大切さを伝えたいと思ったといいます。

今回の被害で、ペットとの避難を考え直す必要があると感じたというスガさん。

家族の一員であるペットによって、覚悟の上だったとはいえ、非常時にこんなにも行動が制限されるのかと痛感したと話します。

「どんなに備蓄をしっかりしようとも、電力が失われた中の気温までは完璧に対策しようがありません。ペットとの同行避難、同伴避難のありかたについて、もっと日頃から覚悟をし、対応を検討すべきだと感じています」

また、「異常に気温が高い日」が何日か続き、ペットの体調が心配にったこともあったといいます。

気温が下がってからは特に不安はなかったと言いますが、毎日必要になる氷や、洗濯物のコインランドリーなどの細々とした出費がいつまで続くか不安だったと話します。

通電した時は「夜がこんなに明るいものだったのか泣きそうになりました」

時事通信

スガさんは、通電した際の気持ちについて、こう語ります。

「食卓が暗いと不思議と食欲も湧かないのだなあと思いました。通電して明るい食卓で食べた白いごはんはとても美味しかったです」

一方で、壊れた屋根の復旧はなかなか進んでおらず、不安はまだ続きます。

「雨漏りから発生した屋内のカビや、屋根にかぶせたブルーシートがどこまで持ちこたえてくれるかわからない、というのは懸案事項ではあります」

停電が2週間以上に及んだ地域もありました。被災地域への寄付については、Yahoo!基金からも被災市町村の寄付をすることができます。Tポイントでの寄付も可能です。

ふるさとチョイスや、さとふるなどでは、「令和元年台風15号」の特設ページを通じての寄付を呼びかけています。

また、ボランティアを募集している市町村も多くあり、被災した自治体は、ボランティアの受け入れ体制を整え、「災害ボランティアセンター」を開設しています。

詳細は、全国社会福祉協議会のホームページや、災害ボランティアセンターが発信するSNSで確認できます。

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