台風15号で甚大な被害を受け、およそ42万戸(午後4時現在)で停電が、2万戸で断水が続いている千葉県。

物流が滞っていたり、通信障害が起きたりしている地域も広くにわたっており、市民生活に深刻な影響を及ぼしているほか、熱中症とみられる死者も2人出ている。

被災地が3日目の夜を迎えようとしているなか、SNS上では「もう限界」という声が相次いで上がっている。

時事通信

台風15号の影響による断水で、給水車に訪れた住民(9月10日)

懸念されているのは、暑さだ。気象庁によると、千葉県内では11日、最高気温33度を記録。9月12日も最高気温が31度の予想が出されている。

すでに死者も出ている。9月10日には南房総市で93歳の女性が、市原市で65歳の男性が熱中症とみられる症状で死亡した。

Twitter上では「子どもたちが限界を迎えそうです」「精神的にキツイ」「食べ物、飲み物不足しています」などという声が相次いで寄せられている。

同居している高齢者の体調の悪化を訴えたり、一緒に暮らすペットたちが苦しそうにしているという様子を訴えたりするツイートもあった。

ネットや電話が不通となり通信障害が続いているエリアがある。朝日新聞によると、今後停電が長引くと基地局の非常用電源が切れ、通信障害の範囲が広がるおそれがあるという。

ただ、復旧には当初の想定以上に時間を要しているのが現状だ。東京電力は9月11日の会見で「今日(11日)中の復旧の見通しは立っていない」と発表した。

車内泊で命を失わないために

Nozomi Shiya / BuzzFeed

停電が続くなか、車内泊で熱中症を避ける人もいるが、リスクはゼロではない。「エコノミークラス症候群」に注意が必要だ。

長時間にわたって同じ姿勢でいると、足などの血の流れが悪くなり、血の塊(血栓)ができる。最悪の場合、血流で移動した血栓が肺の血管を詰まらせ、死に至ることもある。

2016年前の熊本地震で注目を浴びたこの病気。54人がこのエコノミークラス症候群が原因で入院が必要と判断され、うち1人が死亡した。

対策としては、同じ姿勢のままでは過ごさず、ストレッチなど、適度な運動を行うことがもっとも有効だ。また、喉が乾く前にこまめな水分補給をすること、ベルトなどをきつく締めず、リラックスすることも大切になる。

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